生成AIの出現と急速な普及を受け、当社においても入力情報が外部に漏洩しない、当社専用のセキュアな環境で利用できる「AIアシスタント」を2022年後半より順次展開2024年4月には、お客さまサービスラインの業務効率化・標準化を企図し、「AIアシスタント(お客さまサービス版)」を展開生成AI等を活用し、業務プロセスへの抜本的な見直しやデータの利活用に取り組むことで業務効率化を進め、人が「ひと」にしかできない役割により専念できる世界をめざすお客さま情報の管理態勢を刷新し、あらゆる情報をお客さま単位で集約・蓄積・分析することで、お客さま一人ひとりの状況・ニーズに沿った最適な商品・サービス提供を実現情報を集約・分析のうえ、お客さま対応の高度化や営業・マーケティング戦略の立案に活用職員が使用する端末について、ヒアリング・アンケート結果をもとに、よりユーザー目線に立った画面改修や新デバイスの導入を実施また、2024年度から2025年度にかけて、社内の端末10万台以上を更改予定お客さまが利用するMYほけんページ等のUX・UI改善や搭載機能を拡張2024年10月、営業職員約3万6000人超に向けて、モバイルアプリ「デジタル秘書 MYパレット」を導入生成AIと顧客情報を活用し、面談を支援するさらに2025年1月には、アクセンチュア社とパートナーシップ契約を締結し、生成AIなどを用いて全従業員の業務を効率化・高度化するツールの開発を行う今後のDX戦略をふまえ、当社システムを「顧客管理」「SoR(契約管理)」 「SoE(利用者接点)」「SoI(データ管理)」の4領域に再構築することで、より環境変化への適応力が高いシステムアーキテクチャーへ変革02040305AI等の先端技術の活用による人の役割の高度化OpenAI社の大規模言語モデル「GPT4」を採用した、「AIアシスタント」の展開 お客さま情報の集約・分析と 活用「新たなお客さま情報管理基盤」の構築10コミュニケーションツールの改善によるサービス品質の向上UX・UI の改善および、AI等の最新技術を活用したツールの導入 環境変化に適応可能なシステムの最新化サステイナブルなシステムアーキテクチャー明治安田のシステム開発の事例05
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